アパグループ台東区・稲荷町にホテル用地取得
アパホテルネットワークとして全国最大の413ホテル66,944室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(本社:東京都港区赤坂3-2-3 代表:元谷外志雄)は、台東区東上野5丁目でホテル開発用地を取得した。取得会社はアパホーム株式会社となる。
本案件地は、東京メトロ銀座線「稲荷町」駅より徒歩3分、JR宇都宮線・京浜東北線・山手線・常磐線・新幹線5路線(東北・山形・秋田・上越・長野)「上野」駅より徒歩6分、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅・入谷口より徒歩8分と、ターミナル駅である「上野」駅からも徒歩圏内であることから、ビジネスや観光・レジャーに最適な立地となる。
上野周辺エリアでは、アパホテル〈上野駅前〉(全181室)、アパホテル〈京成上野駅前〉(全292室)、アパホテル〈御徒町駅北〉S(全72室※FC)が高稼働中であるが、更なる需要の獲得を目指し今回の計画に至った。本計画により、台東区内におけるアパホテルは計画中も含め、9棟2,026室となり、台東区内のホテルでは保有棟数・客室数でトップとなる。本案件地では現段階で15階建・124室のホテル建設を計画しており、平成30年9月の開業を目指す。案件地の概要は下記の通り。
【用地概要】
所 在 | 地 番 | 公簿面積 | 権利の種類 |
東京都台東区東上野5丁目 | 6番2 他 | 344.15㎡ | 所有権 |
【計画概要】
ホテル名(仮称) | 規 模 | 延床面積 | 客室数 |
アパホテル〈上野 稲荷町〉 | 15階建 | 約1,890㎡ | 124室 |
アパグループは2010年4月にスタートした「SUMMIT 5(頂上戦略)」では東京都心でトップを取る戦略をとり、東京23区内の直営ホテル数のみで60棟・14,616室(建築・設計中を含む)を達成した。2015年4月にスタートした「SUMMIT 5-Ⅱ(第二次頂上戦略)」では、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、海外では、6月20日にニューヨーク近郊で海外第一号ホテルとなるAPA HOTEL WOODBRIDGEがグランドオープンし、9月6日にはカナダとアメリカ合衆国で39ホテルを展開するCoast Hotelの取得により、北米エリアでは40ホテル、5,028室を有するホテルチェーンとなった。アパグループは本年を世界戦略元年と位置付け、フランチャイズ方式を基本に、M&Aや不動産の取得等を含めて、海外でのホテル展開を本格化していく。