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アパホテル オリジナルホテルシステム 「APA@ONE」開発決定 ホテル業務のすべてを1つにしたトータルホテルオペレーティングシステムを開発

 北海道から沖縄まで、全国に259ホテル43,400室(建築・設計中ホテル パートナーホテルを含む)を展開するアパホテル株式会社(本社:東京都港区赤坂3丁目2-3 代表取締役社長 元谷 芙美子)は、株式会社タップ(本社:東京都江東区東陽2-2-4 代表取締役社長 清水 吉輝)が所有するホテルシステムをベースにした、アパホテルズ&リゾーツのオリジナルホテルシステム「APA@ONE(アパアットワン)」の開発を行うことを決定した。

 APA@ONEとは、アパホテルズ&リゾーツの運営ノウハウを基にホテル業務のすべてを1つのホテルシステムに統合したオールインワンパッケージであり、その内容は、宿泊・レストラン・購買・会計・宿泊予約・売上分析などホテル運営に必要なシステムで構成されている。チェーンホテルならではの考え方やアパオリジナルのレベニューマネジメント、分析手法などを盛り込み開発をすすめる。アパホテルズ&リゾーツは、新都市型ホテルやリゾートホテル、旅館など、さまざま運営形態があり、客室数においても、最大1,501室(アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉※1平成26年4月10日増築予定含む)のホテルから最少45室(アパヴィラホテル〈金沢片町〉)のホテルがあり、それらに対応できるホテルシステムとする。

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■APA@ONE相関図

 今後の予定については、アパホテルズ&リゾーツのホテルにAPA@ONEの機能を順次導入し、2015年秋までにすべての機能の導入を完了させる。また、以後の開発・導入においては、新しい運営手法や分析手法、技術を取り入れるなどして進化をさせ続ける。APA@ONEは、株式会社タップのホテルシステムをベースとするが、アパホテルズ&リゾーツに属するホテル(直営ホテル、フランチャイズホテル)のみパッケージを使用することができる。また、アパ パートナーホテルズ※2に加盟しているホテルは、一部機能を解放して使用できるよう開発をすすめていく。

【アパグループ】
 北海道から沖縄まで展開するホテルは、全国259ホテル43,400室(建築・設計中ホテル、パートナーホテルを含む)に上り、年間宿泊者数は約771 万名(2013年11月期末実績)に上る。アパカード(同社発行のポイントカード)会員は、7,079,902名に上る。(2014年3月末現在)
 アパグループは、2010年4月1日に始動した中期5ヵ年計画「SUMMIT5」(日本の中心・皇居を取り巻く都心3区(千代田区、港区、中央区)でトップ を目指す)において、2015年計画終了時に向けて東京都心でホテル10,000室、マンション30棟の建設を目指す。また2011年2月1日に発足した アパ パートナーホテルズ※やフランチャイズ、既存ホテル取得による展開も推進し、ホテルネットワークの拡大によるアパカード会員の利便性と満 足度の向上を図る。
※1 2014年4月10日開業予定のウエストウィング500室を含む
※2 アパ パートナーホテルズ: アパホテル公式サイトでの予約受付システム、アパカード会員に対して付与しているポイントプログラムを共有する、アパホテルの基準を満たした独立系ホテルの組織。申込み済の加盟ホテルは130ホテル13,790室に上る。(2014年3月末現在)