世界初 全面断熱一体工法 【APA ECO UNIT SYSTEM】 開発・導入アパホテル〈福島駅前〉起工式開催
北海道から沖縄まで、アパホテルネットワークとして全国最大の351ホテル57,318室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(本社:東京都港区赤坂3-2-3 代表:元谷外志雄)は、本日アパホテル〈福島駅前〉(福島県福島市太田町176番1他)の起工式を、株式会社日本政策投資銀行 北陸支店 支店長 古田善也氏、衆議院議員 亀岡偉民氏、福島市長 小林香氏を始め総勢100名を超えるご参列の下、執り行った。先に行われた記者発表にてアパグループ代表 元谷外志雄は、「本ホテルは、日本通運所有地を事業用定期借地権で賃借しホテルを建設する土地有効活用PJであり、カナフレックスとの共同開発による、世界初の全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」を採用した、福島市内最大級のホテルとなる。アパホテルは、「高品質」「高機能」「環境対応型」をコンセプトとした新都市型ホテルとして、進化するホテル開発を行っている中、本ホテルが最も最新鋭の技術を導入するホテルとなる。福島県内は、先の震災から年々復興していく中、アパグループとしてホテルを建設し、ビジネスマン・国内観光客・訪日観光客等の数多くの宿泊客を福島県内に誘致することが復興の手助けになると考えている。今回の世界初となる全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」導入により、福島から世界へ向けた発信を行い、アパホテルが福島復興の起爆剤となっていく」と述べた。
アパホテル〈福島駅前〉は、アパホーム株式会社(本社:石川県金沢市大和町1番5号 代表:元谷外志雄)が土地所有者である日本通運株式会社から定期借地により事業用地を賃借し、ホテルを建設、施設竣工後、アパホテル株式会社(本社:東京都港区赤坂3-2-2 代表:元谷芙美子)に当該建物を賃貸し、アパホテル株式会社がホテル運営を行う土地有効活用プロジェクトとなる。構造・規模は鉄骨造、地上14階建、全362室を有し、1階にはレストラン及び露天風呂付大浴場を設置する。設計は株式会社日企設計、施工は熊谷組・亀谷建設特定建設工事共同企業体、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当し、平成29年3月の開業を予定している。交通アクセスは、JR奥羽本線、東北本線、東北新幹線「福島駅」より徒歩2分という、新幹線停車駅が利用可能な交通アクセスが非常に至便な立地である
アパホテル〈福島駅前〉では、アパグループとカナフレックスコーポレーション株式会社とで共同開発した世界初 全面断熱一体工法【APA ECO UNIT SYSTEM】を採用する。この工法は従来の内断熱工法でも外断熱工法でもなく全く新しい概念で開発した低コストで省力化と環境対応を実現させた未来型の外壁システムで、カナフレックスコーポレーション㈱が新開発した高強度・軽量・高断熱特性をもつ新素材の「カナクリート」の外壁に、外装仕上げと樹脂サッシ(障子を除く)・内装仕上げなど外壁に必要なすべての要素を工場で一体化させ現場で取付ける工法である。
この工法により現場作業の省力化と工期を短縮することができ、外壁を薄くできたことで有効面積も全体で従来比40㎡程度生み出すことができた。断熱性能は従来の当社客室の平均熱伝導抵抗値比で約1.8倍と試算された。また、客室開口部には樹脂サッシ、Low-E複層ガラスに加え、新開発中の高性能遮熱カーテンを導入し日射ふく射熱の影響を軽減させる。
工事コストも従来と変わらずに抑えることができたことにより内断熱と外断熱の弱点をほぼ克服できた上に、施工期間を短縮し、有効販売面積を増すことにも成功した。今後は、この高強度軽量断熱外壁一体パネル、樹脂サッシ、高性能遮熱カーテンの3点を組み合わせによる、世界初 全面断熱一体工法【APA ECO UNIT SYSTEM】がアパホテルのスタンダードとなり、世界のスタンダードとなる可能性を秘めている。
■物件概要
物件名 | アパホテル〈 福島駅前 〉 |
所在地 | 福島県福島市太田町8(住居表示 ) 福島県福島市太田町 176番 1他(地名 地番 ) |
交通 | JR福島駅徒歩2分 |
構造 | 鉄骨造 |
規模 | 地上14 階建 |
敷地面積 | 1,198.92m²(362.67 坪) |
建築面積 | 606.81m²(183.56 坪) |
延床面積 | 6,233.55m²(1,885.64 坪) |
開業予定 | 平成29年3月 |
事業主 | アパホーム株式会社 |
管理・運営 | アパホテル株式会社 |
設計者 | 株式会社日企設計 |
施工者 | 熊谷組・亀谷建設特定建設工事共同企業体 |
■施設概要
客室数 | 全362室 (ダブル361室、デラックスツイン1室) |
駐車場台数 | 7台 |
その他施設 | 大浴場・露天風呂(1階) レストラン(1階) |
アパホテル〈福島駅前〉の特徴は以下の通りとなる。
①世界初 全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」の導入
(断熱パネル(外装+内装+樹脂サッシ+複層ガラス(Low-E))+遮熱カーテン)
②地球環境に配慮した「エコ仕様」
全館LED照明採用。
③全客室にエコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」導入
ゆったり入浴できる卵形浴槽(通常の浴槽より約20%節水)、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワーによるエコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」を全客室に導入。
④全客室に眠りへのこだわり「アパホテルオリジナルベッド」導入
全客室にアパホテルオリジナルベッド「Cloud fit(クラウド フィット)」を導入。ベッドとの相性を科学的に検証し開発したオリジナル3Dメッシュまくら、高級羽毛布団(デュベ仕様)を採用することで「眠りへのこだわり」を追求。
⑤全客室に50型以上の大型テレビを導入
全客室に50型以上の大型テレビ標準設置。最上階の「デラックスツインルーム」には60型クラスのテレビを採用。全客室にVODアパルームシアター (1泊1,000円で200タイトル以上見放題)完備。
⑥ロビー・全客室に無料Wi-Fi接続サービス完備
ロビー及び全客室に通信速度とセキュリティ面で優れたWi-Fi無料接続(有線LANと同時使用可能)完備。
⑦ハイグレードアメニティの導入。
⑧1階に露天風呂付き大浴場設置。
準天然温泉「光明石温泉」導入予定。
⑨BBCワールドニュース 無料放映
アパグループは2015年4月1日より、「SUMMIT5-Ⅱ(第二次頂上戦略)」の始動を発表した。2010年4月よりスタートした中期5ヵ年計画「SUMMIT5(頂上戦略)」では、東京都心でトップを取る戦略をとり、東京都心の直営ホテル数のみで48棟・11,765室(設計・計画中含む)を達成した。11月13日にニューヨーク近郊で海外第一号ホテルとなるAPA HOTEL WOODBRIDGEを開業した。今後は世界展開を本格化すべく、高品質・高機能・環境対応型の「新都市型ホテル」のコンセプトに更なる磨きをかけ、ホテル客室数100,000室(アパパートナーホテルズ含む)を目指す。