アパホテル アメリカへ進出 第一号ホテルオープン APAHOTEL WOODBRIDGE
北海道から沖縄まで、アパホテルネットワークとして全国最大の347ホテル56,607室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(本社:東京都港区赤坂3-2-3 代表:元谷外志雄)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州を拠点に不動産投資を行うフレンドウェルグループ(以下「フレンドウェル」)と戦略的業務提携契約を締結し、合弁会社としてAPA HOTEL FRANCHISE LLCを設立して、アメリカ国内においてフランチャイズ方式で「アパホテル」ブランドのホテルを展開していくことを決定し、日本時間本日午前4時(現地時間12日午後2時)よりニューヨーク・マンハッタンにて記者発表会を行った。
記者発表会では、アパグループ代表 元谷外志雄は、アパホテルの掲げる「新都市型ホテル」の理念を説明し、「アパホテルをアメリカ全土で展開していくことでアメリカにおけるホテル文化を変えていく。」「最初の2年間は準備期間でもあり緩やかなスピードだが、その後ピッチを上げ、5年間で100ホテルを目指したい。第二号ホテルはニューヨークで検討中である。」と今後の展開について語った。続けてフレンドウェルの鄭尊仁会長とCEOのJason Cheng氏よりアパホテルとの提携の経緯を説明、さらにAPA HOTEL FRANCHISEのCOOに就任するChris Akoury氏がアメリカ人の視点からアパホテルの魅力とアメリカ全土への展開のビジョンを語った。
また、現地時間13日にはアメリカ国内第一号ホテルとして、APA HOTEL WOODBRIDGEがオープンする。当ホテルはニューアーク空港から車で20分、最寄のMetropark駅からマンハッタンまで電車で30分と交通至便な場所に位置し、かつてはHilton Woodbridgeの名称で運営されていた。当ホテルは200室の客室のほか、宴会場や会議室、レストラン、プールやフィットネスを持ち、アパホテルへブランド転換をするに当たり、客室にウォシュレットを設置するほか、フリーチェックアウトやハイグレードアメニティを一部導入し、アパカード会員は自社サイトから予約をして宿泊した場合はアパポイントを付与される。2016年5月20日にはグランドオープンを予定しており、フロント・ロビーの改装や自動チェックイン機の導入、節水シャワーをはじめとする省エネ対策を進め、テナントとして日本食レストランの開店も予定されている。
【アパグループ】
アパグループは1971年創業し、1984年にホテル事業に参入して以来、現在347ホテル56,607室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開している。2010年4月にスタートした第一次頂上戦略では東京都心でトップを取る戦略で、現在、東京23区内で直営ホテルだけで47ホテル11,365室(建築・設計中を含む)を展開し、日本最大の客室数となっている。2015年4月にスタートした第二次頂上戦略では、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、海外ではアメリカ・ニューヨーク近郊から展開を開始し、ホテルネットワーク10万室目指す。パートナーホテルを含むホテルネットワークで日本最大の客室数となり、今11月期グループ連結決算では売上高900億円、経常利益272億円を見込み、利益においてもホテル業界で日本最大の規模に達したことで、予定よりも2年程度前倒しで海外へ進出することを決めた。
【フレンドウェル】
フレンドウェルは1989年に台湾で創設され、不動産事業を主として中国、アメリカ、日本へと展開してきた。アメリカには1996年に進出。ニュージャージー州を拠点としホテル、ショッピングセンター、オフィスビルを次々と取得し、現在ホテル13棟、ショッピングセンター12ヶ所、オフィスビル6棟を保有するに至る。また不動産を取得するのみにとどまらず、マネジメント業務も並行して行い、不動産ディベロッパーとして確固たる地位を築いてきた。現在大型マンション建設プロジェクトも進行中であり、今まさにニュージャージーを超えて、ニューヨークを始めアメリカ全土に進出を成し得ようとしている。
APA HOTEL WOODBRIDGEの概要 | |
住所 | 120 Wood Avenue South Iselin, NJ 08830 |
竣工 | 1984年9月 |
敷地面積 | 40,185m² |
延床面積 | 44,182m² |
規模構造 | 鉄骨造11階建 |
客室数 | 200室 |
客室面積 | 38m²~54m² |
附帯施設 |
レストラン、バー、宴会場、会議室、屋内プール |