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九州地区最大規模のアパホテルアパホテル〈博多駅前〉 本日起工式開催

2019.11.26

 全国でホテルネットワークを展開する総合都市開発のアパグループ(本社:東京都港区赤坂3-2-3 代表:元谷外志雄)は、本日、アパホテル〈博多駅前〉(福岡県福岡市博多区博多駅東一丁目14-35(住居表示))の計画地において起工式を執り行った。
 記者発表において、アパグループ代表 元谷 外志雄は、「現在、福岡で同時に8棟の新築ホテルの建築・設計を進めている。アパグループは2010年4月より第一次頂上戦略を始動し、東京都心においてアパホテルは6棟から82棟に拡大した。2015年4月からの第二次頂上戦略始動以降は地方中核都市への展開も進めており、既存の需要を奪うのではなく、地域で一番需要のある都市、需要が増えていく都市に集中的に出店するドミナント戦略を採用している。日本はこれから観光大国へ向かう。近隣諸国の所得増を背景に、東京オリンピックや大阪万博を経てインバウンド需要は今後ますます増えていくと予測している。福岡は日本の西の玄関口であり、人口も伸びていることから将来的に有望であり、最終的に現在の計画の倍くらいまでホテルを増やせるのではないかと考えている。また、需要のある立地条件で値段が合えば1,000室以上のメガホテルの展開も考えたい。供給過多を心配される声もあるが、それはシェア拡大のチャンスと捉えている。競争が激しいことに出店の意義がある。当ホテルには大浴場の設置も予定しており、宿泊することそのものが目的となる、皆様に選んでいただける魅力的なホテルづくりを行い、需要を創造していく。福岡のアパホテルが東京並みの高稼働・高単価となる様期待している。」と述べた。
 アパホテル〈博多駅前〉は、福岡市営地下鉄空港線「博多駅」より徒歩2分、山陽新幹線・九州新幹線・JR各線「博多駅」筑紫口より徒歩4分。また、福岡空港から地下鉄で「博多駅」まで2駅6分、車で当ホテルまで約15分というアクセス性に優れた場所に位置している。
 構造・規模は鉄骨造・地上15階建、全429室。九州地区では最大規模のアパホテルとなる。1階には付帯施設として大浴場、レストラン、機械式駐車場を設置しており、ビジネスだけでなく国内レジャーやインバウンドなど多様な需要に対応する。また、当ホテルの計画においては福岡市総合設計制度を利用し、敷地内には道路と建物の間に誰もが自由に入ることができるスペース(公開空地)を設けることで周辺地域の環境整備に貢献する。設計は株式会社IAO竹田設計、施工は株式会社熊谷組、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当し、2021年4月の開業を予定している。
 福岡市内においては、現在、アパホテル〈福岡渡辺通駅前〉EXCELLENT(186室)、アパホテル〈博多駅前〉(※2020年春に「アパホテル〈博多駅南〉」に改称予定)(109室)の2ホテル・295室が営業中であり、2020年にはアパホテル〈博多東比恵駅前〉(206室)、アパホテル〈福岡天神西〉(268室)の2ホテル・474室が開業予定、2021年には本日起工式を迎えるアパホテル〈博多駅前〉(429室)のほか、アパホテル&リゾート〈博多駅筑紫口〉(345室)、アパホテル〈博多駅東〉(166室)、アパホテル〈博多駅西〉(236室)、アパホテル〈博多駅北〉(147室)、アパホテル〈博多祇園駅前〉(209室)の6ホテル・1,532室が開業予定であり、福岡市内では全10ホテル・総客室数2,301室となる。特に、「博多駅」周辺エリアにおいては、7ホテル・1,641室体制となる集中出店(ドミナント)戦略を図っている。

【物件概要】

物件名 アパホテル〈博多駅前〉
所在地 福岡県福岡市博多区博多駅東1-14-35 (住居表示)
福岡県福岡市博多区博多駅東1-151・152・152・170 (地番)
交通 福岡市営地下鉄空港線 「博多」駅 徒歩2分
山陽新幹線・九州新幹線・JR各線 「博多」駅 筑紫口 徒歩4分
構造・規模 鉄骨造・地上15階建
敷地面積 1,120.68㎡(339.01坪)
建築面積 705.26㎡(213.34坪)
延床面積 6,785.07㎡(2,052.48坪)
客室数 全429室(ダブル369室、ツイン56室、デラックスツイン4室)
駐車場台数 18台(機械式16台、平面荷捌き用2台)
その他施設 レストラン、露天風呂付大浴場
開業予定 2021年4月
事業主 アパホーム株式会社
管理・運営 アパホテル株式会社
設計者 株式会社IAO竹田設計
施工者 株式会社熊谷組
アパホテル〈博多駅前〉完成予想外観パース(パースはイメージであり、外観・色彩・植栽等は実際とは異なります。)アパホテル〈博多駅前〉完成予想外観パース
(パースはイメージであり、外観・色彩・植栽等は実際とは異なります。)

【福岡市内のアパホテル(計画含む)】

ホテル名 客室数 所在地 種別 開業日(予定日)
アパホテル〈福岡渡辺通駅前〉EXCELLENT 186室 中央区 買収 2003年6月1日
アパホテル〈博多駅前〉
→アパホテル〈博多駅南〉に改称予定 ※2020年春を目途
109室 博多区 買収 2006年12月1日
アパホテル〈博多東比恵駅前〉 206室 博多区 新築 2020年2月7日予定
アパホテル〈福岡天神西〉 268室 中央区 新築 2020年5月予定
アパホテル&リゾート〈博多駅筑紫口〉 345室 博多区 新築 2021年3月予定
アパホテル〈博多駅東〉 166室 博多区 新築 2021年2月予定
アパホテル〈博多駅前〉 429室 博多区 新築 2021年4月予定
アパホテル〈博多駅西〉 236室 博多区 新築 2021年4月予定
アパホテル〈博多駅北〉 147室 博多区 新築 2021年5月予定
アパホテル〈博多祇園駅前〉 209室 博多区 新築 2021年11月予定
合計  2,301室      

 なお、福岡県内では、アパホテル〈福岡行橋駅前〉(全74室・行橋市・2006年12月1日開業)、アパホテル〈小倉駅前〉(全224室・北九州市・2014年2月28日開業)を運営しており、建築・設計中を含めた福岡県内のアパホテル展開数は全12ホテル・2,599室となる。

【アパホテル〈博多駅東〉の主な特徴】
①地球環境に配慮した「エコ仕様」採用
 全館LED照明採用。ガスヒートポンプエアコンにより電気使用量を削減。高効率ガス給湯器、ガス・コージェネレーションシステムにより排熱を有効利用。Low-E複層ガラス・遮熱断熱カーテンにより断熱性能を向上。
②全客室に、エコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」導入
 ゆったり入浴できる卵形浴槽(通常より約20%節水)、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワーを採用。
③全客室※に、ベッド下にスーツケース等を収納できるスペースを確保したオリジナルベッド「Cloud fit SP(クラウドフィット エスピー)」導入 (※DXツインルームは「Cloud fit(クラウドフィット)」)
 全客室ベッド幅1,400mm (※DXツインルームはベッド幅1,200mm)
 さらに、ベッドとの相性を科学的に検証し開発したオリジナル3Dメッシュまくら(エアーリラックス)、高級羽毛布団(デュベ仕様)、完全遮光カーテンを採用し、「眠りへのこだわり」を追求。
④全客室に、リュックサック等を掛けるフック、スリッパ収納を設けた多機能姿見を設置し、空間を立体的に活用
⑤全客室に、空気中の花粉やカビ菌などのウイルスを無効化・脱臭効果のある「ナノイーX」を搭載し、従来機より人にやさしい風の流れを追求した新型エアコンを設置
⑥全客室にほぼ全世界のプラグに対応する「ユニバーサルコンセント」設置
⑦全客室に50型以上の大型テレビ設置
 さらに、最上階のデラックスツインルームには60型クラスの大型テレビを採用予定。
 全客室にVODアパルームシアター(1泊1,000円で162タイトル以上見放題)完備。
⑧全客室のテレビ画面上に館内案内をデジタル表示した「アパテレビインフォメーション」導入
⑨「BBCワールドニュース」を無料放映
⑩「明るいホテル」をコンセプトとして、全客室にLEDシーリング照明を設置
⑪客室の照明スイッチ・空調リモコン・USBポート・充電専用コンセントを全てベッド枕元に集約
⑫無料Wi-Fi接続サービス導入
 ロビー及び全客室に通信速度とセキュリティ面で優れたWi-Fi無料接続完備。
⑬ハイグレードアメニティ導入
⑭業界初※となる全ての予約経路に対応したオリジナル仕様の「自動チェックイン機」導入 ※自社調べ
⑮エクスプレスチェックアウトポスト(ルームカードキーを投函すると自動でチェックアウト処理が行われる)導入※特許出願中

【アパグループ】
 アパホテルネットワークとして全国最大の562ホテル92,588室(建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む)を展開しており、年間宿泊数は約2,292万名(2018年11月期末実績)に上る。アパグループは2010年4月にスタートした「SUMMIT 5(頂上戦略)」では東京都心でトップを取る戦略をとり、東京23区内の直営ホテル数のみで74棟・18,258室(建築・設計中を含む)を達成し、首都圏を中心に全国でタワーホテル4棟・4,262室を含む53棟・18,199室を現在、建築・設計中である。2015年4月にスタートした「SUMMIT 5-Ⅱ(第二次頂上戦略)」では、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、2020年3月末までにパートナーホテルを含むアパホテルネットワークとして10万室を目指す。