名古屋市「名駅エリア」 初進出 アパホテル〈名古屋駅新幹線口北〉 起工式開催
2019.2.12
全国でホテルネットワークを展開する総合都市開発のアパグループ(本社:東京都港区赤坂3-2-3 代表:元谷外志雄)は、本日アパホテル〈名古屋駅新幹線口北〉(愛知県名古屋市中村区則武一丁目204番、205番(地番))の計画地において起工式を執り行った。
記者発表においてアパグループ株式会社 代表取締役社長 元谷一志は「名古屋駅エリアは2027年リニア新幹線開業に向け工事が行われているエリアで、その改札から近い場所に、本工事を含め3か所のホテルを予定している。また先日決定した第20回のアジア大会が2026年に予定されており、しっかりと宿泊者の受け入れをしていきたい。人の動きが栄・錦エリアから名駅エリアにシフトしている。これまでは中心街に開発をしてきたが、未進出であった名駅エリアに3か所ホテルを開発できることはうれしく思う。また、今後周辺エリアで三重のFC店、静岡の直営ホテルの開業を予定しているが、当ホテルが東海エリアの要となることを期待している。」と述べた。
アパホテル〈名古屋駅新幹線口北〉は、JR東海道本線「名古屋駅」徒歩4分、名古屋臨海高速鉄道とあわせて中部地方最大の鉄道ターミナルが利用できる駅前立地にある。また、首都圏や近畿圏から新幹線を利用した際には乗り換えなしでアクセスできる、ビジネスやレジャーに適した駅前立地としての名駅エリア初進出となる。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建、全288室。2階に大浴場を設置する。設計は株式会社大建設計、施工は株式会社熊谷組 名古屋支店、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当し、2020年6月開業を予定している。
名古屋市内のアパホテルは、現在5ホテル・1404室が稼働しており、本計画後も名駅エリアを中心にアパホテル〈名古屋駅新幹線口南〉(全191室・2020年11月開業予定)、アパホテル〈名古屋駅前〉(全415室・2021年1月開業予定)の計画を予定しており、今後も未出店エリアを中心に幅広いエリアで展開を進めていく。
アパホテル〈名古屋駅新幹線口北〉の主な特徴は以下の通りとなる。
①大浴場を設置
②地球環境に配慮した「エコ仕様」
全館LED照明採用。ガスヒートポンプエアコンにより電気使用量を削減。高効率ガス給湯器、ガス・コージェネレーションシステムにより排熱を有効利用。複層ガラス・遮熱カーテンにより断熱効果を向上。
③全客室にエコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」導入
ゆったり入浴できる卵形浴槽(通常より約20%節水)、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワーを採用。
④快眠を追及した「アパホテルオリジナルベッド『Cloud fit SP(クラウド フィット エスピー)』」導入
※ベッド下に収納スペース有。スタンダードルーム幅1,400mm、DXツインルーム幅1,200mm。
さらに、ベッドとの相性を科学的に検証し開発したオリジナル3Dメッシュまくら(エアーリラックス)、高級羽毛布団(デュベ仕様)を採用し、「眠りへのこだわり」を追求。
⑤鞄や帽子などをかけられるよう利用者勝手を追求した「壁掛け収納家具」を導入
⑥客室には空気中の花粉やカビ菌などのウイルスを無効化し、脱臭効果のある「ナノイーX」を搭載し、従来機より人にやさしい風の流れを追求した新型エアコンを設置
⑦訪日外国人旅行者に対応した「ユニバーサルコンセント」を設置
⑧全客室に50型以上の大型テレビを設置
さらに、最上階のデラックスツインルームには60型クラスの大型テレビを採用予定。
全客室にVODアパルームシアター(1泊1,000円で162タイトル以上見放題)完備。
⑨「明るいホテル」をコンセプトとして、全客室にLEDシーリング照明を設置
⑩客室の照明・エアコンのスイッチ・リモコン・USB充電専用コンセントを全てベッド枕元に集約
⑪無料Wi-Fi接続サービスの導入
ロビー及び全客室に通信速度とセキュリティ面で優れたWi-Fi無料接続完備。
⑫ハイグレードアメニティの導入
⑬BBCワールドニュース 無料放映
⑭テレビ画面上に館内案内をデジタル表示した「アパテレビインフォメーション」
タブレット端末の写真や動画をテレビ画面に映し出す「ミラーリング機能」を搭載。
さらに、テレビ画面には、高性能な人流センサーを用いた大浴場の混雑状況を表示。
⑮業界初※となる全ての予約経路に対応したオリジナル仕様の「自動チェックイン機」導入 ※自社調べ
【アパグループ】
アパホテルネットワークとして全国最大の497ホテル81,682室(建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む)を展開しており、年間宿泊数は約2,292万名(2018年11月期末実績)に上る。
アパグループは2010年4月にスタートした「SUMMIT 5(頂上戦略)」では東京都心でトップを取る戦略をとり、東京23区内の直営ホテル数のみで71棟・17,749室(建築・設計中を含む)を達成し、首都圏を中心に全国でタワーホテル5棟・5,478室を含む、50棟・約17,300室を現在、建築・設計中である。2015年4月にスタートした「SUMMIT 5-Ⅱ(第二次頂上戦略)」では、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、2020年3月末までにパートナーホテルを含むアパホテルネットワークとして10万室を目指す。